オブジェクト指向

コードを整理し、機能の追加や変更をしやすくしよう

概要

オブジェクト指向とは、オブジェクトという”モノ”単位でシステムを作る考え方です。オブジェクト指向により、見通しが良いシステムを作ることができます。

オブジェクト指向では、ひな形であるクラスを定義して、クラスに属性振る舞いを記述します。オブジェクトはクラスの定義に従って必要なときに生成されます。オブジェクト同士が相互に協調しながら効率的に動作するのがオブジェクト指向の特徴です。

「乗り物」クラスを例に、「具体的な乗り物」オブジェクトを作る流れを図で確認してみましょう。乗り物クラスには共通する属性や振る舞いを定義します。これにより似た振る舞いをもつさまざまな乗り物を1つのクラスから派生して作ることができます。

オブジェクト指向

学ぶ目的

オブジェクト指向を学ぶことで、作りたい機能をどのようにプログラミングすると良いかをイメージできるようになります。

オブジェクト指向の考え方に沿ってプログラムを構成することで、オブジェクト間の独立性拡張性再利用性が高まり、機能追加や修正が容易になります。

例えば、オブジェクトの振る舞いに変更が必要な場合、それがある単一のクラスの内部に閉じた独立性の高いものであれば、他のクラスで作られたオブジェクトに影響を与えずに修正することができます。

オブジェクト指向を学んで、メンテナンスしやすいプログラムを書けるようになりましょう。

ここから学ぼう

オブジェクト指向とプログラミング言語は切り離せない関係です。まずはRubyを使ってオブジェクト指向のクラスやインスタンスについてイメージできるようになりましょう。

  • オブジェクト指向に触れてみよう

    クラスを作ってみよう

    インスタンスと初期化について学ぼう

    インスタンス変数を作ってみよう

    インスタンスメソッドを作ってみよう

    継承を使ってみよう

    料理注文システムを作ろう

おすすめ教材

  1. Ruby 学習レッスン IV | Progate

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